スパイスカレーデビュー。
先日、自宅でスパイスカレーを初めて作りました。
僕は、カレーが好きで、食べに行くことも多ければ、最近は、もっぱら無印レトルトカレーを購入してばかり(おすすめは、グリーンカレー!)。
一方で、スパイスカレーも自分で作りたいなぁとはずっと思っていたものの、
「何種類スパイスを揃えたらいいの。」
「ルーを使わず、カレーなんて作れるの。」
「興味はあるけど、難しそう。」
といったイメージがあり、なかなか一歩を踏み出せずにいました。
先日、書店に立ち寄った際に、カレー特集のコーナーがあり、その際、目に留まったのが「3スパイス&3ステップで作る はじめてのスパイスカレー」。
著者は、水野仁輔さん。1999年以来、カレー専門の出張料理人として活動されていて、カレーやスパイスに関する著書は45冊を超えます。
そんな水野さんの本書では、作り方の工程が3つのステップで解説されており、かつスパイスもたった3種類で十分と書かれています。
その分かりやすさから、思い切って購入を決意しました。
これだけで充分3種のスパイス
3種類だけで、カレーできあがるの?とびっくりしましたが、
基本的なスパイスカレーを作るにあたり、必要なスパイスは、たったの3種類。
3種類というのは
→いわゆる「ウコン」です。土臭い独特の香りが特徴で、黄色のスパイス。写真右
・カイエンペッパー
→赤唐辛子の粉で、強い絡みのあるスパイス。写真中央。
→パクチーの種子を乾燥させたスパイスで、甘くさわやかな香りが特徴。写真左。
まずは、この3種類で作るのを基本として、徐々にスパイスを増やし、バリエーションを増やしていくのがおすすめです。
調理
用意する具材は、たったのこれだけ
具材(3~4皿分)
玉ねぎ・・・1個
にんにく・・小さじ2
しょうが・・・小さじ2
カットトマト・・・200g
スパイス3種類・・・各小さじ1
塩・・・小さじ1
湯・・・400ml
鶏もも肉・・・600g
いざクッキングスタート!
1切る
具材をそれぞれカットしていきます。


2炒める
玉ねぎが、きっちりと色づくまで、辛抱強く炒めていきます。
ポイントは、玉ねぎの水分を飛ばすこと。
玉ねぎが色づいたら、水で溶いたにんにくとしょうがを加えます。
全体に、なじんだら、次はカットトマトを投入。
これまた、水分がきっちりと飛ぶまで炒めます。
木べらですくいあげて傾けても落ちないくらい、しっかりと水分が飛んでいればOK。
スパイスを順番に入れて、混ぜ合わせます。
最後に塩で味を整えます。
3煮る
湯を注ぎ、煮たてていきます。そして鶏肉を加えて、混ぜ合わせていきます。
ぐずぐずと表面がなる状態をキープして、20~30分程度煮込みます。
いよいよかなりカレーっぽくなってきて、よだれがしたたります。
とろっとした感じになれば完成です!
4完成
そして盛り付け。
玉ねぎの水分を飛ばす炒め作業で、全身の塩分を持ってかれました。なので大盛りです(笑)。
結果から言うと、、、むちゃ美味しい。ルウで作るカレーには無いスパイス独特の香りがフワッと鼻から抜けていきます。
そして、たったの3種のスパイスで、簡単にできるスパイスカレー最高です。
そして、まだまだ暑さが続くこの季節には、スパイスカレーで食欲が進み、ピッタリ。
最後に
今回は、3種類だけでしたが、今後はスパイスを増やしていき、本格的なスパイスカレーに挑戦していきます。
この料理本のメニューを制覇したいと思います!
そして最終的には、スパイスの量や中身を調整し、自分だけのオリジナルスパイスカレーが作れるようになるのが夢です。
「はじめてのスパイスカレー」は、難しそうなスパイスカレーの作り方を、切る・炒める・煮るという「3ステップ」で、調理工程を分解して解説してくれているので、ややこしい手順はありません。
また、調理工程の写真が、たくさん掲載されているため、自分が今どの工程にいるのかを確認できます。
さらに、基本のスパイス、調理の初めに投入するスパイス、仕上げのスパイスというそれぞれを投入するタイミングごとに、3つの章でレシピを分類してくれているので、基本的なスパイスカレーをベースにステップアップさせていくことができます。
スパイスカレーを作るのが初めての僕でさえ、失敗なく(まだまだ腕をあげたいですが)、調理できたのでとてもおすすめの一冊です。
これからスパイスカレー作り頑張ります!
最後まで読んでいただきありがとうございます。